西日本の秋(2) 小野田線(2015.09.26)

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厚東川の朝(妻崎~居能)

2015.09.26

新山口0600→宇部新川0649
宇部線1823M クハ104-16

 

宇部新川0703→雀田0716
小野田線1225M クハ104-9

 

雀田0725→長門本山0730
小野田線1323M クモハ123-3

 

長門本山0738→雀田0743
小野田線1224M クモハ123-3

 

雀田0745→小野田0804
小野田線1227M クモハ123-5

 

小野田0819→宇部0823
山陽本線3522M モハ113-2079

 

宇部0828→居能0836
宇部線1426M クモハ105-532

 

小野田線撮影

妻崎~居能 厚東川橋梁 1228M

 

居能0922→宇部0930
宇部線1427M クモハ123-4

 

宇部0934→新山口0957
山陽本線3526M クハ111-2013

新山口で朝を迎えた。この日は少し早起きして,山口線へ入る前に宇部線小野田線を訪ねることにした。こういう機会でないと乗らない路線である。まずは宇部新川へ。105系123系といった短編成の電車が細々と暮らす地域だ。

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朝の宇部新川にて
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宇部市の中心駅。改札からホームまでが広々とした,立派な駅である

続いて小野田線の列車に乗る。そして雀田でさらに乗り換え,1日3本の本山支線を乗りつぶす。2003年までは旧型国電クモハ42も走っていたのだが,当時はまだ小学6年~中学1年,いわば鉄道趣味の黎明期であり,さすがに間に合わなかった。

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雀田で本山支線に入る。オールロングシートの閑散とした車内
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何とも寂しい終着駅,長門本
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列車は1日3本のみ
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少ないながらも利用者はいるようだ。平日だともう少し賑わいを見せるのだろうか

長門本山では線路がぶつ切れになっており,終着駅といえば終着駅なのだが,地方交通線のさらに支線の,その末端と呼ぶにふさわしい出で立ち。素人目にはいつ廃止されてもおかしくなさそうな路線だが,平日は一定の通学需要があるのかもしれない。8分の折り返し時間で撮影できる写真は限られていた。

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分岐駅の雀田。左は本山から到着した支線の列車である
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小野田に到着
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クモニ143から改造された123系電車。路線形態に見事にマッチしている

雀田からは接続の列車で小野田まで出る。さらに山陽本線回りで宇部から居能の間も乗りつぶし宇部線小野田線は晴れて全線完乗となった。しかし,まだ終わらない。欲張って撮影も盛り込んでみる。居能からほど近いところにある小野田線厚東川橋梁を訪れた(本記事のトップ写真)。晴れ渡った朝,黄色い単行列車がトコトコと駆けてゆく。こうして見ると,123系もなかなか愛らしい姿だ。

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川といってもほとんど河口なので,まるで海上を走っているかのようだ

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クモハ123-4,いわゆるキリ番

この朝の時間はとにかく各列車の接続が非常にうまくかみ合い,4時間弱だけで9本もの列車に乗った。充実したひと時となった。再び宇部へ戻り,山陽本線経由で新山口に戻った。